MESSAGE

#01 ユニタイトの強み

様々なニーズに対応できるものづくり

ユニタイトの強みは、お客様の多様なニーズに応えられる柔軟性にあります。

造船・重機・自動車・建築など幅広い業界に製品を供給することで、技術力を磨いてきました。近年では、風車用の大型ボルト、ボルトレス締結部品の開発など、新たな製品開発にも挑戦しています。

また、日本だけではなく、アメリカ(イリノイ州・テキサス州)、中国(広東省・江蘇省)にも拠点を展開しています。国が変われば、市場も異なり、求められるニーズも異なり、つくるべき製品や実行すべき戦略も異なります。

多様な業界・市場の要望に応えるものづくりができること。そして従来のボルト・ナットにとどまらず、新しい「締結ソリューション」を提案・開発できること。これこそがユニタイトの最大の強みです。

#02 最大の「試練」と「学び」

米国で社長就任直後に直面したコロナ禍

2020年1月にアメリカ法人の社長に就任しましたが、直後の3月にコロナが流行しました。前例も答えもない状況下での判断は、本当に苦労の連続でした。

アメリカ法人の従業員からは「工場を稼働するのか?」「感染者が出たらどうするのか?」といった、多くの意見が出てきました。ルールもない中、とにかく即断即決が求められました。

結果的に、全員で力を合わせて苦難を乗り越えることができましたが、その過程で「コミュニケーションの大切さ」と「まずやってみることの重要性」を学びました。アメリカには trial & error の文化があり、とにかく実行し、ダメなら修正してやり直す。このスピード感と実行へ移すタイミングの見極めが極めて重要だと実感しました。

経営者として「trial & error」をどう回していくか。その重要性を大きな学びとしました。

#03 今後の展望

「ユニタイトといえば…」という強いブランドイメージをつくる

ユニタイトと聞いて、「こういう会社」という強いブランドイメージをより多くの人に持っていただけるようにしたいと考えています。

ユニタイトの製品は目立つものではありませんが、ビルや橋梁、産業機械、自動車など、社会インフラのあらゆる場面で使われています。職業柄、どこに行っても「うちの製品が使われているかな~?」とつい目がいってしまうのですが、実際に多くの場面で使われていることに誇りを感じています。

まずは「神戸のネジ屋」としてでも構いません。会社のイメージづくりをより磨いていきたいです。そのためには、背伸びするのではなく、一度しゃがんで会社を見つめなおして、当社の良さや強みなどを明確にしていくことが大切だと思っています。そこから思い切り跳んで、飛躍していきたいと思います。

#04 一緒に働きたい人

失敗を恐れずチャレンジできる人

一緒に働きたいのは、失敗を恐れずにチャレンジできる人です。

「こうあるべきだ」と語るのは簡単ですが、現場では実行することが求められます。当然、失敗もあります。その時に落ち込むのではなく、失敗から学び「次はこうしよう」と考えて行動に移せる人を歓迎します。

一方で、一緒に働きたくない人は特にいません。人には誰しも長所と短所があり、それを見極めて適材適所で活躍してもらうのも会社の役割です。チャレンジする姿勢さえあれば、必ず活躍の場はあります。

Message

人生は一度きり。だからこそ、やりたいことには挑戦すべきだと思います。さまざまな経験を通じて人間力を磨いていってください。

その中でユニタイトと巡り合えたなら、私としてはとても嬉しいことです。

ユニタイトでは、嬉しい経験も苦い経験も、きっとたくさんできるはずです。それらを一緒に乗り越え、共に成長していきましょう。

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