ユニタイトはボルト・ナットなどの締結部品を開発・製造・販売する会社です。
構造物を支えるためには固く締まることが絶対条件ですが、同時に補修や解体作業をスムーズに行えるように緩みやすさも不可欠です。
締まってほしいときには締まり、緩ませたいときには緩む。ユニタイトは創業以来、この相反する機能を追求し、あらゆる業界のニーズに応えています。
ユニタイトはあらゆる業界に製品を提供することで、その業界の景気の波を受けにくい
経営を行なっています。以下の4つの分野からバランスよく収益を上げています。
米国の耐震工法の見直しに伴う新しい製品規格制定に当社が中心となって参画するなど、トップクラスの実績を誇ります。ラスベガスの大規模ホテルやスペースシャトルの発射台、橋梁など、国内外の構造物にも採用されています。
海底探索潜水艦・大型船舶エンジン・発電用タービンなどの重要保安部品(火災などの重大な事故に至る装置を構成する部品)として使用されています。安全性に直結する部品であるため、高い技術力が求められます。
最先端の技術が凝縮された自動車業界において、自動車やトラックの機能と安全が優先される駆動系部品や足回り部品を供給しています。競争の激しい自動車業界向けの製品は、5期連続で約30%売上を伸ばしています。
これまで培ってきた技術力・開発力を活かし、ボルト・ナットに代わる新しい締結部品を開発しています。環境への配慮、耐久性の向上、施工のしやすさなど、お客様からの様々な要望に応じて開発を進めています。
日本のネジメーカーは、一般的に「自動車向け」や「建築向け」などのように、限られた業界向けに製造する単一産業型が多く、その業界の景気の影響を受けやすくなります。
ユニタイトはあらゆる産業分野にネジを提供し、各分野でバランスよく収益を上げることができています。また、あらゆる分野に参入することで技術力も向上し、あらゆるプロジェクトで当社の技術が活かされています。
チャレンジすることに年数・経験は関係ありません。本人のやる気と実力に応じて積極的にプロジェクトに抜擢したり、役職を与えたりします。
念願だった自動車部品の製造に携わっています
技術部 江本秋(2016年入社)
製造部で機械オペレーターを3年間担当した後、技術部に異動しました。現在は自動車部品を製造するための機械の設計を担当しています。こんなに早く実現するとは思いませんでした。
上から「あれをしろ」「これをしろ」といったことはありません。改善すべき点があれば、部署の垣根を越えて、自ら提案し実行できる環境です。また、あらゆる部署のメンバーが集まってプロジェクトを進めることも多く、部署間の連携は日常的に行われます。
他部署の方々がすごく協力的
品質環境部 出口真穂(2016年入社)
どの部署でも上司との距離が近くて、自分の要望も主張しやすい雰囲気です。何かお願いしなくてはいけない時もみんな快く引き受けてくれます。また、私は不良品ゼロを目指すプロジェクトを進めていますが、製造部をはじめ、他部署の方々がすごく協力的で本当に助かっています。
経済学部出身ですが、
入社後に先輩からCADを教わりました
開発施工チーム 柳本捺稀(2019年入社)
風車の施工に関わっていることもあり図面を扱うことが多く、先輩に「CADやってみたら?」と言われたことをきっかけに勉強を始めました。意外と面白くて、今では簡単な図面は描けるようになりました。それ以外にも、玉掛やフォークリフトの資格も取得しました。ユニタイトは、仕事に役立つことなら「やってみよう」という環境です。
海外法人(アメリカ・中国)への赴任・出張・研修もあります。語学力は不問! 本人が要望し、環境さえ整えば、グローバルに活躍することができます。
アメリカ法人に5年間勤務
開発営業 餅田裕貴(2004年入社)
英語を話せないにも関わらず、アメリカに行かせてくれました。アメリカ法人で5年間、おかげでとてもいい経験ができました。
海外勤務の夢が叶いました
アメリカ法人・技術営業 境秀樹(2011年入社)
いつの日か海外で働きたいと思ってユニタイトに入社しました。入社8年目に念願だった海外勤務の夢が叶いました。
当社は働き方改革に取り組んでおり、労働条件は年々良くなっています。
・完全週休2日制(土・日・祝日)
・大型連休(GW・夏季・年末年始)
・年間休日120日
・月平均所定外労働時間は5時間(2023年度実績)
・有給休暇の平均取得日数14.4日(2023年度実績)
しかも、会社の売上は好調を維持しています。
会社としては機械化・自動化を推進し、生産性を上げることに努めています。
効率化によって生まれた時間を使い、やりたくてもできなかったことに挑戦したり、プライベートの充実に充てたりと、人生の喜びに繋がるように還元していきたいと考えています。
上司が「早よ帰れよ」と言ってくる職場
営業部 田中啓一(2014年入社)
完全週休2日制で大型連休もあるのでプライベートも充実させられます。海外旅行に行く社員も多いですよ。残業も多い月で20時間くらいです。“帰れる時には帰る”という社風なので、定時(17:15)になったらサッと帰ってアフター5を楽しむこともよくあります。上司も「早よ帰れよ」と声をかけてくる程なので、帰りにくい雰囲気は全くありません。
バイク仲間とよく遠出します
製造部 寺澤翔(2016年入社)
バイクが趣味で、バイク仲間とよく遠出します。石川県とか山口県とか、基本的に県外が多いです。プライベートの計画は立てやすいですね。
社会に必要とされるためには、時代の変化に対応することが重要です。近年、機能改善・コスト削減などあらゆるテーマが寄せられています。先方のニーズに応えるべく絶え間なくチャレンジする会社でありたいと考えています。
会社の発展には<進化>が不可欠です。例えば、当社が手掛ける自動車部品は、ネジ製品の開発で蓄積された技術を進化・複合させたものです。ネジに代わる新たな締結部品の開発も同様です。ネジにこだわることなく、柔軟な発想と技術力で産業の発展に寄与していきたいと考えています。
50年以上働く時代で、何よりも大切なことは「よろこび」があるかどうかです。企業の発展や顧客満足が最優先されがちですが、ユニタイトはチャレンジできる環境、ワークライフバランスのとれた環境を整え、社員が自己実現できる会社を目指します。それが顧客満足、企業発展へと循環すると考えています。