製造部 阿部良樹(2013年入社)

普通だったら何年か勤めていないと任せてもらえないような仕事も、
やる気があって、こなせるのなら任せてもらえます。

ユニタイトってどんな会社?

私の場合、30代で入社しましたが、入社して4年目で3つの部門長を担当させて頂いています。普通だったら何年か勤めていないと就けない役職とかありますけど、ユニタイトの場合はやる気があって、業務をこなせるなら任せてもらえます。そういうところは今のやりがいにもつながっていますね。年数とか経験に関係なく色々な役職に抜擢してくれる会社です。

入社したきっかけは?

元々自動車のディーラーで働いていました。お客様との距離は近くて、それなりにやりがいもあったのですが、私たちの声が製品開発に反映されることはめったにありません。

そういうこともあってメーカーで実際にものを作る仕事に憧れて、外資系の機械メーカーに転職しました。ただ、実際にものを作るわけではなく、思っていた仕事ができなくて、再び転職活動を始めました。

偶然ハローワークでユニタイトの求人を見つけて応募しました。面接で訪問した時に工場見学があって、目の前で何の変哲もない鉄の棒が一瞬でネジに代わっていくのを見て、「これやりたい!」と思って入社を決めました。

入社後のキャリアは?

入社して冷間鍛造のオペレーターを約1年担当しました。ユニタイトが一番売りにしているトルシアボルトを主に製造していました。

その後、新しい鍛造機を導入することになり、立ち上げのオペレーターを約1年担当しました。

入社して3年目の時に管理職を打診され、冷間鍛造の生産管理を担当するようになり、その1年半後には冷間鍛造の部門長になりました。それと同時に製品の梱包をする包装部門の長も任され、2つの部門長を兼任しました。

そこからしばらくして、新たに出荷の部門長も任され、3つの部門長をやるようになりました。

冷間鍛造→熱処理→包装→出荷がスタンダードな工程で、「一括で管理した方がいいのでは?」ということで、今では冷間鍛造、熱処理、包装の3つの部門長を担当しています。

ユニタイトの強みは何ですか?

ユニタイトの製品は、基本的にJISなどの規格に沿って製造しますが、受注生産品といってオーダーメイドのネジも製造しています。お客様によって求める形状・性能は異なるため、とにかく色々な種類の製品を製造します。同じ製品を大量生産することもありますが、どちらかというと多品種がユニタイトの強みだと思います。

仕事で大変なことは?

製造業ということで、必ず納期があります。一つの製品の受注が決まったら、最初に材料を発注しないといけません。金型も必要になります。あとは製造する人員を割り当てられるか、設備が空いているかどうか、色々と確認しないと納期に間に合いません。色々なことを考慮して、ある程度計画を立てて進めますが、どうしてもスケジュールはずれていきます。常に柔軟に物事を考えながら進める必要があるので、そこは大変ですね。

仕事のやりがいは?

前職でもボルト・ナットには触れていたのですが、どうやって作っているのかなんて深く考えたことがありませんでした。

でも、ユニタイトに入社して、実際に製造に携わってみて驚くことばかりです。小さいネジであればホームセンターにも売っていますが、ネジを作るってすごく大変で、奥が深いんです。でも、奥が深いからこそ楽しいです。

部門長になってからはものを作る楽しさから離れつつありますけど、現場でオペレーターを担当している時よりも視野が広がりました。立場的に社外の方々と関わることも多くて、協力会社や仕入れ先、お客様ともよく会います。だから、どんな人が関わってネジが作られ、どんなところでユニタイトの製品が使われるのかが分かって、世界が広がりました。

ユニタイトのいいところは?

部署間の垣根をあまり感じません。私は入社以来、製造部にいますが、一つの製品を作るために営業部・技術部・製造部・品質環境部とすべての部署が関わりをもっているんですよね。だから連携もスムーズですし、何か問題が起きても部署の垣根を越えて自然と助け合えます。部署が変わるということは垣根があるのが普通だと思いますけど、ユニタイトには全然ありません。

極端なことを言えば、製造部の私が技術部や品質環境部の仕事を手伝ってもいいですし、逆に技術部の人が製造部の仕事をしたってかまわないんですよね。打ち合わせも集合をかければすぐにできますし、とても仕事をしやすい環境です。

あとは他の部署の部長さんにも「○○さん」って気軽に話しかけることができます。知識や経験が豊富な方に気軽に相談できるので、そこもユニタイトのいいところです。

ユニタイトはどんな人に向いている?

文系・理系は全く関係ありません。私の部門にも文系出身・理系出身どちらもいます。人それぞれ得意分野や強みがあるんですよね。とにかくコミュニケーションが取れさえすれば、何とかなります。普通に会話できれば大丈夫です。

あとは自分自身で「何かやろう」という信念があるといいと思います。指示を受けて仕事するより、自分なりに考えたり創意工夫したりしながら仕事を進められる人の方が向いていると思います。

大企業みたいにやることが明確に決められているわけではないので、積極的な人にとって仕事しやすい環境です。

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